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更に、何を根拠に取引をすればいいのか、その根拠となる取引手法の
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ジーニアスの運用成績
１０万円で運用したとすれば、
２００８年 利回り５１６％ ＋６１万６千円
２００９年 利回り２７４％ ＋３７万４千円
２０１０年 利回り１５０％ ＋２５万円
２０１１年 利回り１４４％ ＋２４万４千円
２０１２年 利回り１８％ ＋１１万８千円
２０１３年 利回り２０９％ ＋３０万９千円 (12/11時点)
１０万円でミニ１枚だった場合、
ギリギリで運用する事になりますので、
多少リスクは高くなります。
１０万円というのが、ミニ１枚を取引するのに最低限必要な金額です
（現在正確には７万円）。
本来は３０～５０万円に対してミニ１枚での運用をお勧めしています。
５０万で運用したとすれば、
２００８年 利回り５１６％ ＋３０８万円
２００９年 利回り２７４％ ＋１８７万円
２０１０年 利回り１５０％ ＋１２５万円
２０１１年 利回り１４４％ ＋１２２万円
２０１２年 利回り１８％ ＋ ５９万円
２０１３年 利回り２０９％ ＋１５４万円 (12/11時点)
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石田 豪のプロフィール
投資歴１１年
証券会社や証券取引所に係るシステムの専門機関で約８年、トレードツールの開発やトランザクション分析等を手掛ける。
８年間はほぼ毎日仕事をし、その多忙っぷりには「歩く証券システム」と周囲から呼ばれるほど。
実に何億回もの証券取引にかかわり、仕事の傍ら相場の動向にも目を配り自身も証券取引を開始。
証券取引の裏舞台を熟知した経験から、本当に稼げる投資法を編み出す為に株取引をはじめ、信用取引、投資信託、日経２２５先物、ｅワラント、ＦＸ、ＣＤＦなど多くの投資商品をリアルトレードし、様々なトレードに関するデータを分析、試行錯誤を繰り返す。
時には大きな損失を出しながらも改善し、日経２２５を始めて、ある投資法を編み出す。
いくつかの投資手法のうちの一つを使って、３００万円の資金をわずか半年間で約９倍にあたる２７８１万円まで増やすという、常人ではありえない経歴を持つ。
その後、専業システムトレードを中心に日経225やFXなど、数々のトレードロジックやツールの開発を手がけている。
１０年以上かけた【本当に稼げる投資】を編み出し、ついにその全貌を公開する
石田 豪からのメッセージ
あなたは今まで、、株式投資、FXなどの投資を学んできたと思います。
これまで本、商材を買い、学んできたが、
それでも上手くいかなかった・・・
という経験はありませんか。
投資は大きく儲けることが出来るというメリットこそありますが、
「時間と手間がかかりにくい、株式投資やFXは、興味はある。
しかし、やっぱり自分には難しい」
という印象を持っていませんか。
現状がいつまでも変わらないのなら、
あなたは投資に対する間違った思い込みをしているかもしれません。
もしかして、投資でお金を稼ぐことに
間違った思い込みをしていませんか？
１、あなたは、投資はギャンブルと思っていませんか？
パチンコ、競馬、宝くじとあまり変わらないと思っていませんか？
２、会計、財務分析など、大量に勉強しないといけない。
たしかに、銘柄を選んで投資するためには、膨大な時間を割かないといけません、、
３、株式投資をするなら、少額で投資は出来ない・・
たしかに、株式投資をするなら少額で投資することは、むしろ危険です、、
これらが、思い込みから投資をスタート出来ない間違いの典型例です。
あなたは、このうちのどれかが原因で、
投資へ踏み出せてないんじゃないでしょうか？
何故、それが間違った思い込みなのか。
この思い込みについて深く見てみましょう。
１，あなたは、投資をギャンブルと思っていませんか？
パチンコ、競馬、宝くじは、ゼロサムゲームです。分かりやすく言うと、自分が
勝てば、負けている人がいるということです。麻雀をする人ならイメージしやすい
ですが、みんなでお金の奪い合いをしているゲームといえます。
例えば、宝くじでは、当選金の分配は４６％にしか過ぎません。
パチンコは、胴元が１５％取ります。競馬では、２５％です。
つまり、勝負し続ければ、賭けた金額は、宝くじなら４６％、パチンコは８５％、
競馬では７５％しか返ってきません。
ギャンブルでは、お金を増やすことは難しいのです。
もしあなたが、着実にお金を増やしたいのなら、
こういったギャンブルに手を出してはいけません。
株式投資においては、
企業が新しく生み出した付加価値から利益を分配されます。
理論的には、市場に参加している全員が儲けることも可能です。
とはいっても、リーマン・ショックの様なショックがあれば、
どうしても影響を与えられてしまいます。
ギャンブル性がないといっても不安にはなるでしょうが、
完全にリスクはないわけではありません。
しかし、そういったリスクを減らすことも可能です。
経済に貢献しながら、みんながハッピーになれるのが投資といえるでしょう。
投資はギャンブルではありません！
２，もし、あなたが株式投資をやりたいなら、、
たしかに、あなたの時間を多く割いて学ぶ必要があります。
会計を学んで財務分析をし、企業の価値を測定しなければなりません。
毎日、日経新聞を広げて、複数の株価をチェックし、価格のチェック、
株価のアナリストのレポート、四半期ごとに会社四季報を見ながら決算を確認する。
他にもその会社のビジネスモデルについても考えなければなければいけません。
ビジネスのことをあらゆる角度から見た上で、投資を決断します。
買うのは簡単ですが、安全に投資することを考えれば
ハードルは高いと言えるでしょう。
あなたは、複数の企業を比較しながら、お買い得の企業を探す必要があります。
他にも、複数のチャートを分析し、検討する必要があります。
多くの上場企業のチャートを検討しながら、
複数検討するために調査の時間が必要です。
どんな投資でも勉強する必要はありますが、株式投資において、
何年も勉強に費やしてから、やっと投資がスタートができるようになります。
３，何故、株式投資をするなら、少額で投資は危険なのか？
株式投資では、一企業の株を購入するには、
最低で購入しないといけない金額が決められています。
例えば、NTT株を買おうと思えば最低５０万円以上の初期費用が必要です。
（2013年12月2日現在）
投資の基本は、分散投資です。
ギリギリ最低購入金額で買えたとしても、一つか２つの株式を保有していたら、
もし、その一つが倒産のリスクに晒されるようなことになれば、
あなたの買った株が紙くず同然になってしまいます。
そんな株式投資をやることは自分にとっては
難しい・・・と思いましたか？
ここまで読んだら、
やっぱり株式投資はやっぱり難しいじゃないか、
と思いませんでしたか？
また躊躇してしまうかもしれません。
もし、これらの問題をクリアーにして資産を増やす
ことが出来る投資出来る手法があれば、、
□ギャンブル性が少なく、
□少ない自己資金でもでき、
□勉強時間を減らし、
□朝ニュースを少しチェックし、
空いたお昼の時間に５分ほど取って取引するだけ・・・
あなたはがやることは、、
□毎日、あるデータをチェックし、
日経が上がるか下がるかを予想するだけです。
□倒産リスクはないので、分散投資を考える必要はありません。
□莫大な時間を割いて、勉強する必要はありません。
□財務分析をすることで、一企業の情報を追い続ける必要もありません。
そして、日本経済に貢献しながら、
お金を着実に増やすことができる・・・
そんな投資家になりたくありませんか？
もしあなたが、スマホで毎日１０分、一日２回
昼と夜 チェックする時間を割くことが
できるのなら、、
そんな投資があったら知りたくないですか？
それが日経２２５です。
日経２２５とは、東京証券取引所第 1 部上場銘柄のうち市場を代表する
225 銘柄で構成される株価平均指数を取引する商品のことです。
簡単に言うと、２２５社の平均の価格を売買するということです。
参考資料
世界経済展望の最新ニュース
［東京 １９日 ロイター］ -米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で緩和縮小が決定されたが、マーケットには安心感が広がっている。将来の政策指針であるフォワード・ガイダンスを使い、市場の緩和環境継続予想を巧みにキープしたためだ。
金利上昇は小幅にとどまる一方、円安は進み、日本株も大幅高。金融相場に拍車を掛けている。ただ、予想以上のリスクオン反応にバブルの「入口」に立ったのではないかと警戒する声も出ている。
＜緩和への強いコミット＞
ＦＯＭＣ 後の市場反応で一番、意外感があったのは米株高だろう。テーパリング（緩和縮小）決定は来年以降との見方が多かったことから「決定されれば、いったん株は 下落するとみていた」（国内証券ディーラー）市場関係者も多かった。だが、米ダウ.DJIは３００ドル近い大幅上昇となり、過去最高値を更新。米株高を好 感し、日本株も大幅高となった。
今すぐ流動性が縮小されるわけではないとはいえ、テーパリングの開始は５年にわたる量的 緩和政策（ＱＥシリーズ）の舵を反対方向に切るという大きな転換点だ。それにもかかわらず、株高方向で反応したのは、ショートカバーというよりも「市場の ムードがリスクオンに大きく傾いた」（外資系証券）ためだという。
予想以上のポジティブ・ムードをもたらしたのは、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融緩和環境継続に対する強いコミットメントだ。
ＦＲＢ は、失業率が６．５％以下に低下しても、インフレ率が目標となる２％を恒常的に下回るようであれば、ゼロ金利を続けると表明。物価上昇すればフレームが瓦 解する恐れは残るものの、テーパリングと利上げの切り離しを明確化させたことが、市場を安心させた大きな要因となった。
ドイツ証券・チー フ金利ストラテジスト、山下周氏は「テーパリングと利上げを基本的に分けて考えることが、マーケットに浸透してきた」と指摘。インフレのフロアーを設けて きたことが、今の時点では強めの拘束力になり、効果的なフォワードガイダンスが入ったとの見方を示している。
＜金利上昇は限定的＞
金利上昇が小幅にとどまっていることもリスクオンの後押し要因だ。テーパリング観測が盛り上がった今年９月に３％台を付けた米１０年長期金利は、ＦＯＭＣを受けた１８日の市場で２．８８％で引けている。
テー パリングで懸念されるのは、今年５月のような新興国市場からの資金流出だが、現時点では東南アジアなどの市場で、大幅な株安や通貨安はみられていない。 「米短期金利の上昇が限定的でファンドなどは安心しているのではないか。前回は短期金利が急上昇して動揺を誘った」（シティグループ証券・チーフエコノミ スト、村嶋帰一氏）という。
一方で米景気は堅調だ。金融緩和環境がしばらく続くという安心感がもたらす低金利と堅調な景気の組み合わせ は、リスクオン投資にとってこの上ない好環境となる。さらに金利面での後押しは小さいながら、リスクオンの円安が進めば、米株高と合わせて日本株にはダブ ルメリットとなる。
「外国人は日本株を今年１３兆円買ったが、グローバルファンドはアンダーウエートをニュートラルに戻しただけ。組み入れ比率を引き上げる余地は大きい。日本株をアジア株とは別に運用するファンドも増えてくるのではないか」と立花証券・顧問の平野憲一氏は強気だ。
＜米株のＰＥＲが上昇＞
た だ、あまりにリスクオン材料がそろったために、逆に市場には警戒感も強まっている。ＦＲＢがテーパリングを決定した目的の１つはバブル形成を防ぐためだ が、あまりに緩和環境の継続に強くコミットしたことで、市場は荒れなかったものの、一部の市場関係者が戸惑うほどのリスクオンをもたらしている。
Ｓ＆Ｐ.SPXの予想株価収益率（ＰＥＲ）は１８．６倍まで上昇。過去２年で最高水準に達している。２０００年のＩＴバブル当時は３０倍台までＰＥＲが上昇したこともあったが、今回は金融緩和を背景にしたカネ余りがリスクプレミアムを拡大させている格好だ。
金融政策の舵を切ったとはいえ、量的緩和という非伝統的な金融政策が続いているということは、米経済が完全な状態にはほど遠いことを示している。日本も同じだ。金融緩和で膨らませた株価に実体経済が付いてこないと、それはバブルとなる。
ニッ セイ基礎研究所・チーフエコノミスト、矢嶋康次氏は「テーパリングは金融相場から業績相場への移行のきっかけになるはずだったが、あまりに強く金融緩和環 境の長期化をコミットメントしてしまったために、金融相場がしばらく続くとの認識を市場に与えてしまった」と指摘。株価を高値で維持させながら、バブルも 形成させないという難題に、次期ＦＲＢ議長就任予定のイエレン氏は挑戦することになる。
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毎日、売り・買いの情報を２００９年からシグナルを送り続けて４年。
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ジーニアスの運用成績
１０万円で運用したとすれば、
２００８年 利回り５１６％ ＋６１万６千円
２００９年 利回り２７４％ ＋３７万４千円
２０１０年 利回り１５０％ ＋２５万円
２０１１年 利回り１４４％ ＋２４万４千円
２０１２年 利回り１８％ ＋１１万８千円
２０１３年 利回り２０９％ ＋３０万９千円 (12/11時点)
１０万円でミニ１枚だった場合、
ギリギリで運用する事になりますので、
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（現在正確には７万円）。
本来は３０～５０万円に対してミニ１枚での運用をお勧めしています。
５０万で運用したとすれば、
２００８年 利回り５１６％ ＋３０８万円
２００９年 利回り２７４％ ＋１８７万円
２０１０年 利回り１５０％ ＋１２５万円
２０１１年 利回り１４４％ ＋１２２万円
２０１２年 利回り１８％ ＋ ５９万円
２０１３年 利回り２０９％ ＋１５４万円 (12/11時点)
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私のチャットにてのコンサルは、１ヶ月間で２万９４００円、
３ヶ月間で５万８８００円、６ヶ月間で９万８０００円頂いております。
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サポート期間も２０１４年１２月３１日までと、初心者を脱するには十分に時間を
取ってあります。
どんな些細なことでもかまいません。あなたが分からなかった疑問があれば、質問
を上げて下さい。２，３日営業日以内には、あなたの疑問を解消いたします。
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証券会社や証券取引所に係るシステムの専門機関で約８年、トレードツールの開発やトランザクション分析等を手掛ける。
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いくつかの投資手法のうちの一つを使って、３００万円の資金をわずか半年間で約９倍にあたる２７８１万円まで増やすという、常人ではありえない経歴を持つ。
その後、専業システムトレードを中心に日経225やFXなど、数々のトレードロジックやツールの開発を手がけている。
１０年以上かけた【本当に稼げる投資】を編み出し、ついにその全貌を公開する
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石田 豪からのメッセージ
あなたは今まで、、株式投資、FXなどの投資を学んできたと思います。
これまで本、商材を買い、学んできたが、
それでも上手くいかなかった・・・
という経験はありませんか。
投資は大きく儲けることが出来るというメリットこそありますが、
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しかし、やっぱり自分には難しい」
という印象を持っていませんか。
現状がいつまでも変わらないのなら、
あなたは投資に対する間違った思い込みをしているかもしれません。
もしかして、投資でお金を稼ぐことに
間違った思い込みをしていませんか？
１、あなたは、投資はギャンブルと思っていませんか？
パチンコ、競馬、宝くじとあまり変わらないと思っていませんか？
２、会計、財務分析など、大量に勉強しないといけない。
たしかに、銘柄を選んで投資するためには、膨大な時間を割かないといけません、、
３、株式投資をするなら、少額で投資は出来ない・・
たしかに、株式投資をするなら少額で投資することは、むしろ危険です、、
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勝てば、負けている人がいるということです。麻雀をする人ならイメージしやすい
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もしあなたが、着実にお金を増やしたいのなら、
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理論的には、市場に参加している全員が儲けることも可能です。
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２，もし、あなたが株式投資をやりたいなら、、
たしかに、あなたの時間を多く割いて学ぶ必要があります。
会計を学んで財務分析をし、企業の価値を測定しなければなりません。
毎日、日経新聞を広げて、複数の株価をチェックし、価格のチェック、
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他にもその会社のビジネスモデルについても考えなければなければいけません。
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どんな投資でも勉強する必要はありますが、株式投資において、
何年も勉強に費やしてから、やっと投資がスタートができるようになります。
３，何故、株式投資をするなら、少額で投資は危険なのか？
株式投資では、一企業の株を購入するには、
最低で購入しないといけない金額が決められています。
例えば、NTT株を買おうと思えば最低５０万円以上の初期費用が必要です。
（2013年12月2日現在）
投資の基本は、分散投資です。
ギリギリ最低購入金額で買えたとしても、一つか２つの株式を保有していたら、
もし、その一つが倒産のリスクに晒されるようなことになれば、
あなたの買った株が紙くず同然になってしまいます。
そんな株式投資をやることは自分にとっては
難しい・・・と思いましたか？
ここまで読んだら、
やっぱり株式投資はやっぱり難しいじゃないか、
と思いませんでしたか？
また躊躇してしまうかもしれません。
もし、これらの問題をクリアーにして資産を増やす
ことが出来る投資出来る手法があれば、、
□ギャンブル性が少なく、
□少ない自己資金でもでき、
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あなたはがやることは、、
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日経２２５とは、東京証券取引所第 1 部上場銘柄のうち市場を代表する
225 銘柄で構成される株価平均指数を取引する商品のことです。
簡単に言うと、２２５社の平均の価格を売買するということです。
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世界経済展望の最新ニュース
［東京 １９日 ロイター］ -米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で緩和縮小が決定されたが、マーケットには安心感が広がっている。将来の政策指針であるフォワード・ガイダンスを使い、市場の緩和環境継続予想を巧みにキープしたためだ。
金利上昇は小幅にとどまる一方、円安は進み、日本株も大幅高。金融相場に拍車を掛けている。ただ、予想以上のリスクオン反応にバブルの「入口」に立ったのではないかと警戒する声も出ている。
＜緩和への強いコミット＞
ＦＯＭＣ 後の市場反応で一番、意外感があったのは米株高だろう。テーパリング（緩和縮小）決定は来年以降との見方が多かったことから「決定されれば、いったん株は 下落するとみていた」（国内証券ディーラー）市場関係者も多かった。だが、米ダウ.DJIは３００ドル近い大幅上昇となり、過去最高値を更新。米株高を好 感し、日本株も大幅高となった。
今すぐ流動性が縮小されるわけではないとはいえ、テーパリングの開始は５年にわたる量的 緩和政策（ＱＥシリーズ）の舵を反対方向に切るという大きな転換点だ。それにもかかわらず、株高方向で反応したのは、ショートカバーというよりも「市場の ムードがリスクオンに大きく傾いた」（外資系証券）ためだという。
予想以上のポジティブ・ムードをもたらしたのは、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融緩和環境継続に対する強いコミットメントだ。
ＦＲＢ は、失業率が６．５％以下に低下しても、インフレ率が目標となる２％を恒常的に下回るようであれば、ゼロ金利を続けると表明。物価上昇すればフレームが瓦 解する恐れは残るものの、テーパリングと利上げの切り離しを明確化させたことが、市場を安心させた大きな要因となった。
ドイツ証券・チー フ金利ストラテジスト、山下周氏は「テーパリングと利上げを基本的に分けて考えることが、マーケットに浸透してきた」と指摘。インフレのフロアーを設けて きたことが、今の時点では強めの拘束力になり、効果的なフォワードガイダンスが入ったとの見方を示している。
＜金利上昇は限定的＞
金利上昇が小幅にとどまっていることもリスクオンの後押し要因だ。テーパリング観測が盛り上がった今年９月に３％台を付けた米１０年長期金利は、ＦＯＭＣを受けた１８日の市場で２．８８％で引けている。
テー パリングで懸念されるのは、今年５月のような新興国市場からの資金流出だが、現時点では東南アジアなどの市場で、大幅な株安や通貨安はみられていない。 「米短期金利の上昇が限定的でファンドなどは安心しているのではないか。前回は短期金利が急上昇して動揺を誘った」（シティグループ証券・チーフエコノミ スト、村嶋帰一氏）という。
一方で米景気は堅調だ。金融緩和環境がしばらく続くという安心感がもたらす低金利と堅調な景気の組み合わせ は、リスクオン投資にとってこの上ない好環境となる。さらに金利面での後押しは小さいながら、リスクオンの円安が進めば、米株高と合わせて日本株にはダブ ルメリットとなる。
「外国人は日本株を今年１３兆円買ったが、グローバルファンドはアンダーウエートをニュートラルに戻しただけ。組み入れ比率を引き上げる余地は大きい。日本株をアジア株とは別に運用するファンドも増えてくるのではないか」と立花証券・顧問の平野憲一氏は強気だ。
＜米株のＰＥＲが上昇＞
た だ、あまりにリスクオン材料がそろったために、逆に市場には警戒感も強まっている。ＦＲＢがテーパリングを決定した目的の１つはバブル形成を防ぐためだ が、あまりに緩和環境の継続に強くコミットしたことで、市場は荒れなかったものの、一部の市場関係者が戸惑うほどのリスクオンをもたらしている。
Ｓ＆Ｐ.SPXの予想株価収益率（ＰＥＲ）は１８．６倍まで上昇。過去２年で最高水準に達している。２０００年のＩＴバブル当時は３０倍台までＰＥＲが上昇したこともあったが、今回は金融緩和を背景にしたカネ余りがリスクプレミアムを拡大させている格好だ。
金融政策の舵を切ったとはいえ、量的緩和という非伝統的な金融政策が続いているということは、米経済が完全な状態にはほど遠いことを示している。日本も同じだ。金融緩和で膨らませた株価に実体経済が付いてこないと、それはバブルとなる。
ニッ セイ基礎研究所・チーフエコノミスト、矢嶋康次氏は「テーパリングは金融相場から業績相場への移行のきっかけになるはずだったが、あまりに強く金融緩和環 境の長期化をコミットメントしてしまったために、金融相場がしばらく続くとの認識を市場に与えてしまった」と指摘。株価を高値で維持させながら、バブルも 形成させないという難題に、次期ＦＲＢ議長就任予定のイエレン氏は挑戦することになる。
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